社会保険労務士は、労働・社会保険関係の国家資格であり、また日常の各種活動を通じ、豊富な専門的知識と実務経験を持ち合わせていることから、必ずお役に立てるケースは多いことと確信いたします。
企業にとって中高年者の活用は経験を生かすうえで、必要なケースがあります。この場合、雇用保険の高年齢雇用継続給付と、厚生年金の在職年金給付との組み合わせによる、最適な給与体系を設定することが必要となります。また嘱託制度の採用による効果的な中高年層の活用処遇体系も検討が必要です。
賃金の形態、賃金の構成、基本給・職務給・年齢給等の決め方、中途採用者・中高年等の給与の決め方また年齢階層によっては年俸制の採用など再検討をされてはいかがでしょうか。
公的助成(生涯能力開発給付金、人材育成助成金、認定訓練派遣等給付金等)を活用した社員教育制度や資格取得に伴う奨励金制度の創設を考えてみてはいかがでしょうか。
職安を通じて人材を採用すると公的助成(特定求職者雇用開発助成金)を活用することができる道がありコスト削減にもつながります。
退職金制度のあり方については401kの採用を検討し従業員の自助努力と企業の助成を組み合わせた方法が主流を占めてくることと思われ、これらの導入の検討が必要となります。
一定の費用を伴うものの、優れた労働力の確保と定着の促進、勤労意欲の向上、職場の人間関係の安定、労使の信頼関係の形成などの効果があり、保険制度(団体保険等)の有効活用も考えてはいかがでしょうか。
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